2019-07-01
6月29日(土)「井上靖文学館」『星と祭』復刊イベント開催しました。

(写真は6月30日付の静岡新聞)
イベント終了後、参加者さんの何人かが「この本を読んだことがきっかけで、湖北の観音さま巡りをしましたよ」と声をかけてくださいました。
ある方は、
「早朝、静岡から車を走らせて医王寺に着いたのが6時半。流石に早すぎたと思いましたが、掃除をされていたご老人にお声をかけたら、快くお堂を開けてくださいました。朝の6時半ですよ。本当に感謝としか言えません。観音さまを拝観させていただいたあの時の感動はけっして忘れることができません」
またある方は、
「ずいぶん前のこと、木ノ本駅にコインロッカーがなくて困っていたら、駅の案内所の女性がね、宿泊先の旅館に預かっていただく手配を全部してくださったの。その心づかい、すごく嬉しくってね。優しい気落ちで観音巡りができました」
そしてまたある方は、
「村の方から観音さまをどのように守ってきたかのお話を伺ったら、涙が出てきてね・・・。守っていらっしゃる方の思いがあたたかくて、なんだかうれしくなって」
これだけではありません。
他にもたくさんたくさん湖北の観音さまめぐりをした時のエピソードをお伺いすることができました。
『星と祭』はけっして、「復刊プロジェクト実行委員会」のメンバーだけで復刊できるものではありません。
復刊を応援してくださる方や湖北長浜に心を寄せてくださるたくさんの方がいらっしゃるからこそのこと・・・。
ですから、
この本は私たちが出会ったすべての方と一緒に作る本、みんなの思いによって生まれる本。
この思いは、勧進イベントをするごとに次第に大きくなりました。
みなさん、本当にありがとうございます。
活動を通じてたくさんの方に出会えたこと、
出会いというご縁をいただいたことに、心より感謝しています。
これからも一生懸命、頑張ります。
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